1社に絞って、もし自分のスキルが通用しなかったらどうしよう……。
フリーランスの方が特定企業へコミットする際、足がすくむのは「退路を断つ不安」ゆえではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、2025年9月からミショナへ飛び込んだ谷本章太朗さん。そのわずか3ヶ月後には、個人で続けていたLINE構築の仕事をすべて手放し、ミショナ一本に絞るという大胆な決断を下しました。「自信なんてまったくなかった」と語る谷本さんが、なぜあえてリスクを取って飛び込み、わずか半年で「組織を動かす提案力」を身につけたのでしょうか。
単なる「作業者」を卒業し、自由なライフスタイルを大切にしながら、組織とともに自らの成長を描くパートナーへ。そんな進化の裏側にある、泥臭くも前向きな挑戦の軌跡を伺いました。
「とにかくここで働きたい」ユーザー一人ひとりに寄り添うサービスへの愛着が生んだ〝背水の陣〟

まずは、ミショナに応募したきっかけを教えてください。
もともと個人事業主や中小企業向けのLINE構築(LINE公式アカウントの設計・設定)・運用・ディレクションを幅広く手がけており、業務でL Message(以下、エルメ)※を使う機会が多かったんです。
他社のツールも使っていましたが、エルメは操作性はもちろん、マニュアル一つとっても「一人ひとりに寄り添っている」と感じました。私自身個人で活動していたからこそ、その姿勢に共感したんです。
このサービスを作るチームの一員になりたいと思ったのが、一番のきっかけですね。
※L Message(エルメ)は、株式会社ミショナが開発・提供するLINE公式アカウントの拡張ツールです。
最終的な契約の決め手は何でしたか?
「とにかくミショナで働きたい」という一心でした。
実は参画後の2025年12月、それまで継続していた個人のクライアントワークをすべて手放し、ミショナ一本に絞る決断をしたんです。
もちろん、不安はありました。自信があったかと言われれば、まったくありませんでしたし、「もしミショナでの仕事がうまくいかなかったら、本当にやばいな」という危機感も強かったです。
それでも1社に絞ったのは、ミショナという組織にしっかり向き合い、存分に力を発揮したいと考えたからです。複数の案件を並行する良さもありますが、当時の私は、意識を分散させるよりも「今の自分にできること」をこの1社にコミットしたいという思いが強かった。それが、期待に応えることになりますし、自分自身の成長を速めてくれると考え、この道を選びました。
「退路を断つ」ことは怖くありませんでしたか?
退路を断ったことで、ここで最大限の価値を出すんだ、という覚悟がより明確になりました。
自信がないからこそ、不安を打ち消すためには成果を出して、会社に貢献できる自分でありたい。その一心で、自分にできる限りのことをさせていただこうと心を決めました。
この時の「背水の陣」の覚悟が、今の仕事に向き合う姿勢の原点になっています。
現場から意思決定の場へ。「やってみたい」が歓迎されるやりがい

現在はどのような業務を担当されていますか?
最初はエルメのマニュアル作成チームの管理を担当していましたが、今はLINEマーケターのオンライン面談、応募者のインタビューシートのチェック、認定講座の実施と、複数の業務を掛け持ちしている状態です。
実務から上流の意思決定まで、いろんな立場で関わらせていただいています。
わずか半年で多くの業務を任されていますが、苦労されたことはないですか?
最初からすべての業務をスムーズにこなせたわけではありません。一時期リソースが完全にパンクしそうになったこともありました。その際、単に「忙しい」と泣きつくのではなく、今抱えているタスクをすべて書き出し、状況を常にリーダーへ共有して「視える化」したんです。
何に時間がかかっているかを明確にすることで、スムーズに相談や調整ができるようになり、結果として複数の業務を回せるようになりました。
また、当時並行していたマニュアルチームの管理と認定講座の業務では、得られる知見やスタッフとの関わり方が大きく異なっていました。だからこそ、「両方の業務を経験することで必ず相乗効果が生まれる」と確信し、必死に粘って食らいつきました。
結果として、自分自身のキャパシティが広がり、より多角的な視点で組織や人を見られるようになったと感じています。
仕事のやりがいや、面白さを感じる瞬間は?
「やってみたいです」と直球で言ったら、提案に対してきちんと向き合ってもらえるところですね。
たとえばこの業務をやるとこういうメリットがありますと伝えると、検証の上、妥当性が認められればスピーディーに形にしてもらえます。まだ参画して半年なのにこれほど幅広い役割を任せてもらえるのかと、自分でも驚いています。
また、試した結果をもとに選択肢を整理し、自分の見解とメリット・デメリットをセットで提案するという「質問力」や「提案力」が、ミショナで明確に伸びたと感じています。
チームや組織を動かす力が着実に身に付いているので、また自分で事業をすることになっても必ず役に立つと思います。
驚異の改善スピード。議論を尽くす文化がフルリモートの壁を壊す

働いていて、「ミショナらしいな」「このチームいいな」と感じたエピソードはありますか?
チャット上で改善提案がこれほど飛び交う会社は、今まで見たことがありませんでした。提案が出ると「それは通しましょう」「それよりもこうした方がいい」という議論がすぐ始まり、意思決定までのサイクルがとても早いんです。
たとえば、私が引き継ぐ予定だったチームの状況をまとめ、スタッフの配置転換を提案したところ、スムーズに承認されました。ただ速いだけでなく、どれだけの労力やコストをかけるべきかという視点も含めて議論されるので、納得感のある意思決定が行われていると感じています。
仕事とプライベートの切り替えなど、谷本さん流の「リモートワークのコツ」はありますか?
以前は仕事に夢中になりすぎて、体調を崩したこともありました。
その反省から、今は「外出時にパソコンを持っていかない」と決めています。スマホはチェックしますが、物理的に作業できない状況を作ることで、強制的にオフに切り替える。これが一番のコツですね。
▼谷本さんのある1日(例)
ちなみに、お仕事以外の「オフの時間」は普段何をされていますか?

旅先での喫茶店巡りが好きです。フルリモートという環境を最大限に活かし、各地を転々としながら仕事をするスタイルを楽しんでいます。
栃木市に1週間半ほど滞在したときのことです。そこは街の中に20店舗ほどの喫茶店があるような場所で。滞在中は毎日あちこち巡るのが楽しくて、結局1週間ほどかけて、ほとんどのお店に足を運びました。
手帳を開きながら今の仕事の進め方や今後を振り返る時間は、私にとって大切なデジタルデトックスになっています。パソコンは触りませんが、つい仕事のアイデアを考えてしまうのは、やっぱりこの仕事が好きだからかもしれませんね。
組織を縦横無尽に駆ける「渡り鳥」へ。自分の価値を高めたい挑戦者へのメッセージ
今後チャレンジしたいことはありますか?
スタッフの育成と適性の見極めにさらに注力したいです。どんな人がどのポジションで成長しやすいのか。そして、どう成果につなげていくのかを、より深く考えていきたいです。
将来的には、開発担当も含めたあらゆる領域を横断し、組織全体の動きを俯瞰して改善提案ができる、いわば組織の「渡り鳥」のような存在になりたいですね。
最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。
契約締結までの選考プロセスはかなり段階があって、正直しんどいかもしれません。しかし、それを乗り越えた先には、自ら考え、調べ、発信しながら動く力がどんどん磨かれる環境が待っています。
逆に、待っていれば仕事の依頼が来るという受け身のスタンスだと、働きにくさを感じる場面があるかもしれません。「何をどこまで任せていいか」判断しづらくなり、結果として仕事を振りにくくなるからです。
ビジョンを持ち、自らの価値を高めていきたいという人には、挑戦しがいのある会社です。

